絵本の読み聞かせは、子どもの情操の安定などに良いと聞いたことがあります。
わが家でも、寝る前の読み聞かせが日課になっています。
さて、絵本を読んでいて気づいたことの一つに、「昔話にはお母さん・お父さんが登場しない作品が多い」ということがあります。
たとえば、桃太郎、かぐや姫、おおきな蕪など、どれも、おじいさんとおばあさんしか登場しません。
これに対して、新作絵本には「ぼうやとママ」「ぼうやと両親」が登場するものが少なくありません。まさに絵に書いたように円満な家族のお話が描かれていたりします。片親家庭で子育てをすることになった親御さんは、円満な家族を描いた絵本を読むことを辛く感じるかもしれません・・・すぐ慣れますけれど。
昔話というのはよくできているものだと思いますね。